格安SIMに変えて通信費を節約しよう

通信費の節約なら格安SIM

かつて、家電があたりまえのようにあった時代では、「通信費」は月の電話代という意味で使われていました。しかし、現代社会においては通信費と言えば、スマホ代(もしくは携帯代)という意味になりつつあります。電話代の節約は、通話を減らすという単純な方法で行われてきましたが、スマホの節約においては、「大手キャリアから格安SIMに変更する」という方法が一般的になってきました。

SIMとは、いわばスマホの通話やデータ通信を可能とするICチップのことで、主に契約者情報が保存されています。ソフトバンクやドコモのようなキャリアと契約したスマホにもSIMカードは入っていますが、このような大手キャリアは、所有する通信設備をユーザーとの契約料や月額費用で運営・サポートをしているため、料金が高めに設定されていることがほとんどです。

これに対し格安SIMは、大手キャリアの通信設備を借りている事業者から提供されるサービスなので、設備の維持費が必要なく、契約料や月額費用がかなり安めに設定されています。通信品質や速度などは大手キャリアよりも劣りがちという欠点こそありますが、費用の安さというメリットが非常に大きく、近年になって急速に普及が進んでいます。格安SIMも大手キャリアと同じく、具体的なサービスやプラン内容は事業者ごとに異なるため、よく比較検討をしたうえで契約することが大事です。

どこでも契約できる格安SIM


ビックカメラの格安SIM・BIC SIM(ビックシム)|格安SIMカウンター

かつては「知る人ぞ知る節約方法」だった格安SIMも、世間への普及が進んだおかげか、様々な場所で契約できるようになっています。例えば、大手家電店(ビックカメラやヨドバシカメラなど)に足を運べば、決まって格安SIMの契約窓口がありますし、駅前のような繁華街においては、専用の店舗を設ける事業者や企業も少なくありません。いずれも、担当のスタッフの方が詳しく説明してくれるので、初心者でも自分に最適な格安SIMを見つけやすいでしょう。

細かなサービスや契約内容の違いこそありますが、月の通信費を大きく節約できることは間違いないため、利用を検討してみるのもいいでしょう。ただし、格安SIMの契約にはクレジットカードが必要であることが多く、現金派の人では検討してた格安SIMを利用できない可能性もあります。格安SIMの利用を検討している人であれば、何かしらのクレジットカードをまず持っておくようにしましょう。中には、銀行のカードや口座振替という形で利用できる格安SIMもあるため、そちらを利用するのも手です。

料金をデビットカードで支払いできる格安SIM – モバレコ

あくまでSIMカードのみの契約

ちなみに、大手キャリアはスマホとSIMカードを両方契約するので、契約した直後にスマホと通信の利用が可能です。しかし、格安SIMはあくまでSIMカードのみで契約をするため、スマホの本体は自分で用意する必要があります。スマホの本体は家電店や中古ショップでも購入することができるため、本体の入手後に格安SIMの契約をすることをおすすめします。

大手キャリアと比較をすると、月額の通信費を数千円近く節約することも可能です。最近は、スマホ本体の購入と格安SIMの契約を同時にできる事業者も増えてきたので、こちらを利用するのも手でしょう。

カテゴリー: 上京生活を楽しむコツ